つみかさね

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12時間の電撃辞任と、12ヶ月の「記憶喪失」

12時間の電撃辞任と、12ヶ月の「記憶喪失」|画像生成と会話するAIの魅力と可能性
https://note.com/chat_gpt777/n/naf28ddaea50f

世の中には、見習うべき「スピード感」というものがある。
プロ野球・読売ジャイアンツの阿部慎之助監督を巡る騒動で、球団が見せた「12時間決着」の危機管理は、まさに電光石火の芸術品だった。前代未聞の事態が発覚するやいなや、わずか半日で辞任から次期体制への移行までをコンプリート。週刊誌やネット民が「さあ、どう叩いてやろうか」とパソコンの前で指をポキポキ鳴らしている間に、すべてのシャッターを閉め、看板を掛け替え、「新装開店!」ののぼりを掲げてみせたのだ。この間、わずか12時間。カレーを煮込んでいる間に一つの時代が終わり、次の時代が始まっていたわけである。
一方、目を日本のお膝元、永田町に向けてみるとどうだろう。あちらの住人たちの「危機管理」は、巨人のそれとは全く異なる物理法則で動いている。

政治家という生き物は、どんなに真っ黒な疑惑を突きつけられても、まずは「粘る」。とにかく粘る。納豆も平伏するほどの粘り腰である。彼らにとっての初動対応とは、事実の開示ではなく「記憶の完全消去」だ。
「記憶にございません」
「精査しております」
「適切に処理されていると認識しております」

この三種の神器を駆使し、12時間どころか、12ヶ月、あるいは次の選挙まで粘り倒す。巨人が「悪いニュースほど一気に出して大火事をボヤで消す」スタイルなら、政治家は「火が出ている現場にブルーシートをかけ、見えないふりをしながら風化を待つ」スタイル。結果、ブルーシートの隙間から煙がモクモクと漏れ続け、日本中が何ヶ月もその異臭に付き合わされる羽目になる。

なぜ、これほどまでに政界と球界で対応が違うのか。

理由は簡単。「ファン(有権者)が逃げたときのダメージ」のスピード感が違うからだ。巨人は1試合でもボイコットされたら大損失だが、政治家は「次の選挙(数年後)までに有権者が忘れてくれれば勝ち」と思っている。つまり、国民の健忘症に全幅の信頼を置いているのだ。これほど国民をリスペクト(?)している職業も他にない。

では、私たちにとって「どんな解決がベター」なのだろうか?

いっそのこと、政治の世界にもプロ野球のルールを導入してはどうだろう。「永田町コミッショナー」を新設し、疑惑が浮上した政治家には即座に「出場停止処分」や「二軍落ち(地元での草むしりボランティア義務化)」を科す。

あるいは、国会答弁に「ピッチクロック(投球時間制限)」ならぬ「答弁クロック」を導入する。疑惑を追及されてから「記憶にございません」と引き延ばす猶予は15秒まで。15秒以内に明確な回答ができなければ、その時点で「アウト(即時辞任)」。これなら、12時間どころか12分で決着がつく。

起きてしまったピンチを電速でチャンスに変える巨人。
起きてしまったピンチを泥沼の泥仕合に変える政治家。

私たちはそろそろ、ブルーシートの中でモゴモゴと言い訳を続ける政治家たちに、スタンドから「退場!」のレッドカードを、それも12秒以内に突きつけるスピード感を身につけるべきなのかもしれない。

阿部慎之助辞任で光った巨人“危機管理”の凄まじさ、前代未聞の現役監督逮捕から世論反転へ導いた「12時間決着」
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/95105

12時間の電撃辞任と、12ヶ月の「記憶喪失」

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