Windows 11非対応パソコンを考えてみる
Windows 10は最後のOSという謳い文句で2015年7月に発売された。ところがセキュリティ対策が既存のソフトウェアだけでは強化が出来ないという理由からハードウェアの助けも借りてセキュリティ対策をするということでWindows 11が2021年10月にリリースされた。ところがインストールするにはハードウェアに条件がついて、新しいパソコン以外は閉め出されてしまった。今日見つけた記事「Windows Hello」でサインインできない問題でWindows 11が新しくなった(ハードウェアに条件)の一部の理由が見えてきた。顔認証や指紋認証などのセキュリティ対策では「TPM 2.0」や仮想化ベースのセキュリティ(VBS)といったハードウェア機能を強化する必要があったようだ。
先日来いろいろ試しているWindows 11非対応PC(古い)で顔認証や指紋認証などの「Windows Hello」を使わなければログイン時のセキュリティについては弱くなるかもしれないが、使えない事はなさそうです。インターネットエクスプローラーも改版に次ぐ改版を重ねて結果的にさじを投げてしまったWebブラウザ。ソフトウェアだけのセキュリティ対策が出来なかったのか?
結局chromeに頼ったEdgeになっている。マイクロソフトからiso等ダウンロードする時はEdgeを使わないと出来なくなっているようだ。chrome、Firefoxでは駄目だった。
ということで、Windows 11非対応PCでも、ウィルス対策はMicrosoft Defenderでそれなりに、毎月定例のアップデートはちゃんとサポートされる。年1回の大規模アップデートは手動で行えば何とか使えるのではないかと思う。
でも今はWindows10がサポートされているので、強いてWindows 11非対応PCを11にする必要はなさそうです。(技術的興味、人身御供、冷やかし)等でやるのは別ですが、2024年10月のサポート終了の時どうするか考えても良いように思う。(それまでに壊れてしまうかも知れない)今後2年ゆっくり観察してみたい。結果的には新しいパソコンを購入するか?、正規のWindows11が動いている中古のパソコンを購入する。(今より安く手に入るのでは)
「Windows 11 バージョン 22H2」への更新後に
「Windows Hello」でサインインできない問題
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1446233.html
この問題は「Windows Hello」の「拡張サインインセキュリティ」(Enhanced Sign-in Security)を有効化しているデバイスに影響する。拡張サインインセキュリティは顔認証や指紋認証に「TPM 2.0」や仮想化ベースのセキュリティ(VBS)といったハードウェア機能で強化したもので、比較的新しい(Windows 10の2020年10月の更新プログラムが必要)一部のメーカー製PCでのみ利用できる。パスワードを利用したサインインは可能だが、「Windows Hello」(PIN、顔認証、指紋認証)ではサインインできなくなる。