右も左も口をつぐむ“司馬遼太郎タブー”の実態<評論家 佐高信>
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「佐高信」という評論家、歯に衣を着せぬ毒弁でいいたいことを言う人ですが、この「司馬遼太郎タブー」で自粛していたようです。当時司馬遼太郎を悪く言う人はいなかった。どんなところも持ち上げていた。大抵の作品は読んでいたが、どうも良くない。「龍馬が行く」にしても「関ヶ原」にしても目線が高い。そして勝つ戦いしか扱わない。勝者を選んで書いている。「梟の城」はそうでもなかった。段々上から目線になっていったのでしょう。これは出版界のせいかもしれない。批判の許されない雰囲気がそうした司馬遼太郎を作ってきたのでしょう。今になってようやく毒弁の「佐高信」が暴き出してきた。たいしたこともない司馬史観という言葉もやっぱりまやかしで作られていたのですね。むかし「この国のかたち」という本を読んで瞬間的に嫌になってそれ以降、司馬遼太郎は読まなくなった。佐高信の言葉に納得できるモノを感じた。
いまだに司馬遼太郎信者は多いので、弓矢が飛んでくるかも知れないですが、すっきりいしたことを言ってくれています。