つみかさね

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「天の岩戸」の日食はあったのか?

「天の岩戸」の日食はあったのか?


古事記日本書紀にある「天の岩戸」のエピソードを知らない人はいないでしょう。
太陽神である天照大神は、弟神須佐之男命のたび重なる悪行に怒り心頭、ついには高天原にある洞窟「天の岩戸」に隠れてしまう。すると、高天原と中つ国は真っ暗になり大混乱。困り果てた八百万の神々は、みんなで集まって対策を協議した…という話です。
その「天の岩戸」を江戸時代の荻生徂徠が言い出したとのこと。科学的な取り組みは1989年に出版された斉藤国治氏の著書『古天文学―パソコンによる計算と演習』が最初と言われている。その後いろいろな説が出ているが、下記の3つの皆既日食が候補に挙がっている。

西暦158年7月13日の皆既日食
西暦247年3月24日の皆既日食
西暦248年9月5日の皆既日食

この日に皆既日食があったのかどうかを調べるソフト「日蝕ソフトEmapWin」を使ってみましたが、いまいち使いづらいソフトです。そこでWebサイト上で計算してくれるサイト(国立天文台暦計算室)を使ってみなした。これは使いやすいサイトです。

古代史サイエンス:「天の岩戸」の日食はあったのか? 
https://agora-web.jp/archives/221023003926.html
Windows版 古天文ソフト
http://www.kotenmon.com/cal/emapwin_jpn.htm
Windows版 日蝕ソフトEmapWin (Ver 3.60)
月食等データベース - 国立天文台暦計算室
https://eco.mtk.nao.ac.jp/cgi-bin/koyomi/eclipsedb.cgi

日蝕ソフトEmapWin (Ver 3.60)

月食等データベース