『三国通覧図説』
『三国通覧図説』(さんごくつうらんずせつ)は、天明5年(1785年)、林子平により書かれた江戸時代の地理書・経世書。日本に隣接する三国、朝鮮・琉球・蝦夷と付近の島々についての風俗などを挿絵入りで解説した書物とその地図5枚からなる。
付図は「三国通覧輿地路程全図」(縦76.5cm×横53.5cm)、「琉球全図」(縦76.5cm×横53.5cm)、「無人島之図」(縦66.4cm×横26.6cm)、「朝鮮国全図」(縦76.5cm×横53.5cm)、「蝦夷国全図」(縦97.0cm×横53.5cm)からなるが、地図の正確性は乏しく、特に本州・四国・九州以外の遠方で測量の難しい地域はかなり杜撰に描かれている
三国通覧図説 - 国立国会図書館デジタルコレクション
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/963927
三國通覽圖説-国立国会図書館デジタルコレクション
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2586530?tocOpened=1