固定電話のIP網への移行後のサービスについて｜画像生成と会話するAIの魅力と可能性
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固定電話のIP網への移行後のサービスについて 2024年1月より順次、固定電話（従来のアナログ電話）がIP網へ移行されます。固定電話は品質は今のスマホ等に比べて劣るわけではないし、良い品質です。ただ交換機を介した通信網が部品の生産中止、保守が困難等の理由から廃止やむなしという状態になってしまいました。ということで自宅からNTTの電話交換局までのメタル線はそのままにして、その後交換機をIP交換機に接続したIP網を使って、従来のサービスを継続する。（一部継続出来ないサービスもあり）という予定です。距離によって電話料金が違ったものを全国一律にする。どちらか言うと安くなる方向です。 固定電話加入者は特に何もすることはありません。ところが、こんなイベントは悪徳業者にとっては金儲けのチャンスとばかり、今までの電話機は使えないとか、光ケーブルを引かないといけないとか、詐欺のネタが一杯です。何もすることはありません。だからこんな騙しに乗らないように注意しましょう。 私が退職する数年前にも大阪にあるNTTの倉庫へ調査に行って、電話網維持のために、保存してある機器、ケーブル類、備品などを点検して後10年位は何とかなりそうですねと報告したことを思い出します。2010年のことでした。やっぱりもう維持できなくなってきましたね。今回メタル線はそのまま続けて使うようですが、段々劣化して使えなくなってしまうでしょう。NTTとしては光ファイバーに変えたいのが本音でしょうね。もっと早い時期に各家庭に光ファイバーが普及していた予定でしたが、今後メタル線の劣化と共に置き換えられるのかな、でもそのときは費用は？と心配してしまいます。在職中電話網を普及させるためにいろいろ開発していた機器類ようやく引退の時期を迎えています。ちょっと懐かしい。いろいろ思い出があります。全国いろんな所もにも行かせて貰いました。雷害事故、ゴキブリによる火災、蟻によるケーブル腐食で火災、機器の温度限界のために沖縄、稚内での耐寒試験等など思いも多々あります。 ちょっと古いデータですが13年間で半分になっています。平成13年度末に6105万回線だった固定電話は、平成17年度末には5425万回線と推移し、さらに平成22年度末には3452万回線、そして平成26年度末には2556万回線と大幅に減少しました。
【解説＆注意】加入電話とメタルIP電話の詳細（NTT東日本/西日本） - YouTube https://www.youtube.com/watch?v=ekYX8gDTUu8
固定電話のIP網への移行後のサービスについて https://www.ntt-east.co.jp/release/detail/pdf/20220120_02_01.pdf
