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メールヘッダには情報がいっぱい(詐欺メール)

メールヘッダには情報がいっぱい(詐欺メール)

通常メールはメールヘッダ、本文、フッターの3つで構成されています。普段はヘッダのごく一部だけが表示されています。でもヘッダは30行程度(メールの経由地点などによる)の長さで時には本文よりずっと長い場合もあります。実はこのヘッダ部分に多くの情報を含んでいます。ついでにフッターは一番下の署名の部分になります。

メールヘッダから得られる主な情報は次のとおりですが、これ以外にもさまざまな情報が得られます。

トレース情報
送信ドメイン認証関連の情報
メッセージのメタ情報
本文の文字コードエンコード方式
日時
宛先、送信者情報
メッセージの識別ID
件名
等の情報が得られる。

このメールヘッダを見たいときは大抵のメーラー(メールを送受するツール)でメールのヘッダを詳しく表示する機能があります。各メーラーで調べてみてください。outlookは奥の方にあるプロパティを開かないと設定ができない。Becky! Internet MailThunderbird秀丸メールSylpheed等は表示タブからヘッダを探してみてください。gmailなどはWebブラウザでログインして該当メールを選択して・が3つ縦に並んでいる部分をクリックして「メッセージのソースを表示」をクリックするとヘッダを見ることが出来る。

このメールヘッダが見つかったら、その部分をコピーして、エディタに貼り付けて自分の目でみるのも一つの方法ですが、メールのヘッダーを簡単に解析できるGoogle公式ツール「Messageheader」または「Microsoft Message Header Analyze」のサイトにアクセスしてヘッダを貼り付けて解析のボタンを押すと、簡単に解析してくれます。
またヘッダにあるIPアドレスで検索する場合は「whois情報検索」でIPアドレスを検索すると国名、住所、管理者名、電話番号(正規に登録してあるIPアドレスならば)などがわかります。

不審なメールを受信した場合、このヘッダを表示させて、解析することで騙りメール、詐欺メールかどうかの判断をする手助けとなると思う。


1.メールヘッダ入門
https://sendgrid.kke.co.jp/blog/?p=9949&utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_content=text&utm_campaign=dsa
メールヘッダについて詳しく説明してあるサイトです。参考になります。

2.メールのヘッダーを簡単に解析できるGoogle公式ツール Messageheader
https://www.wp-benricho.com/messageheader/
Messageheader(Google公式ツール)
https://toolbox.googleapps.com/apps/messageheader/
Microsoft Message Header Analyzer(Microsoft公式ツール)
https://mha.azurewebsites.net/

3.迷惑メールのヘッダー情報の確認方法と便利な解析サービス
https://www.weblog-life.net/spaminfo/spam_analytics/
メールヘッダについて詳しく説明、解析サービスの使い方なども

4.ドメイン/IPアドレス サーチ 【whois情報検索】
https://www.cman.jp/network/support/ip.html
IPアドレスの所属、住所など調べる場合に使う。通常「whois情報検索」という。

メールヘッダを見たいときは

メールヘッダを見たいときは

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