つみかさね

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自動作曲システム(OrpheusとCREEVO自動作曲)

自動作曲システム(OrpheusとCREEVO自動作曲)

近年、AI(人工知能)の開発が様々な分野で進められています。従来は難しいとされてきた芸術の分野でも様々な形でアプローチされていますが、作詞・作曲をテーマに数理で人の感覚を読み解く研究も進んできている。

最近見つけたaiを使った自動作曲システムの2つを紹介します。Orpheusは東京大学、CREEVO自動作曲は京都大学で開発しています。いずれもまず作詩する。その後曲をつける。そして歌詞と合成音声でai歌手が歌ってくれる。またどちらもWebサイトのサービスです。ダウンロード、インストール不要です。生成された作品は、パブリックドメイン著作権なし)のデータとして扱われます。

そんな仕組みです。Orpheusは作詞のキーワード、語彙を何個か入れるだけで、自動的に作詞してくれる。言葉の前後に来る。文字、語彙などを確率的に求めているので、意味は問わないので、「夏の桜」等も吐き出してくる。そこでその作詞をそれなりに整える。そして歌詞の読みを入れる。(自動でやるととんでもない読み方をする時がある)そして自動作曲、勿論判る人は自分でも出来る。その後音声合成でボーカルの声を選ぶ。そして自動で演奏とai歌手が歌うデータが出てくる。そして気に入ればそれでOKですが、何回か繰り返し落としどころを探る。自動システムだから短気にならずに気長に付き合ってくれる。

CREEVO自動作曲は作詞は自分で作る。作曲は自動と手動で行う。ai歌手は選べる。どちらも同じような事が出来るが、CREEVO自動作曲の方が簡単に作成出来る。そしてログインしなくても使える。出来たデータ(曲と音声はmp3、楽譜はpdfで)はダウンロード出来る。ログインしていない場合はデータは20分ほどで消えるので先にダウンロードしておこう。ログインするにはTwitterアカウント等でログインすることになります。出来たデータが保存されます。

Orpheusは登録後使えるようになっている。メールアドレス、ニックネーム、公開されても良い使用動機、公開されない年代、地域、どこでしったか?等を記入して審査請求をすると、1日位でログインに必要な情報を送ってくる。そこから使えるようになる。

どちらも中々面白い。作詞はやっぱり、人間がじっくり作った方が意味の通じるモノになると思う。今まで、作曲など出来なかった人にとっては興味深いツールだと思います。そして簡単な操作で使えて、編曲まで終わっているし、前奏なども付いている。音声合成でしゃべることは出来ていたが歌う音声も進歩が速い。使い方次第では楽しめるモノだと思います。

繰り返し試すことが出来るというのは良い。

女性の一人称に「僕」が加わった…40年間のヒット曲4100曲を分析して分かった"性の変化" 各世代のヒット曲は見事に時代を映し出していた
https://president.jp/articles/-/62768
Orpheus Ver. 3.20 ■ 自動作曲システム オルフェウス
https://www.orpheus-music.org/

自動作曲システム「Orpheus」は将来の芸術分野のひとつになる 
https://www.meiji.net/it_science/vol217_shigeki-sagayama
Orpheus(オルフェウス)自動作曲AIを使ってみた!
https://hirotta.com/orpheus/

CREEVO 自動作曲(作曲AI)
https://creevo-music.com/

Orpheus(オルフェウス)自動作曲AI

CREEVO 自動作曲(作曲AI)