つみかさね

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こころの時代~宗教・人生~ 選「隠れ病む人々と歩む」

こころの時代~宗教・人生~ 選「隠れ病む人々と歩む」

福井県の僧侶・中嶌哲演さんの原点には、自らを「隠れ病む身」と呼んだ原爆被爆者の姿がある。ブッダの教えを指針に、全国一の原発集中地域で行動する中嶌さんに話を伺う。
https://is.gd/KdlNLe

先日、こころの時代~宗教・人生~「隠れ病む人々と歩む」 という番組をやっていた。 福井県の僧侶・中嶌哲演さんという人を取り上げていた。原発銀座と言われている福井県、唯一反対で建設させなかった小浜市真言宗御室派棡山明通寺の住職です。

たままた、先日登録したNHKプラスの番組検索でたまたま出会った番組です。広島、長崎の原爆で被爆者になった人たちともに歩んできた僧侶。

被爆されて方の短歌

死ぬ気で出征したる故郷に
隠れ病む身となりて換へりぬ

今日こそは命断たむと力して
研ぎたる出刃はちり紙も切れり

熱臭きシャボンの泡にまぎれなく
わが黒髪はぬけて止まざり

言われなき差別に、隠れ病む身、自分から被爆者と言えない。すべて原爆が悪いのに。自他、利他を説いている。自分中心のこころが差別を生む。自分はいちばん愛おしい。でも自分だけで良いのかと考えるところから始まる。自分が大事なように他の人もやっぱり愛おしい。言われなき差別をなくすために、自他、利他、余裕ある心が大切と説く。市井の中で50年以上托鉢、説教、機関誌の配付を通じて原発反対運動続ける住職、すがすがしい。先人の「道に食あり 食に道を失う」を肝に銘じ実践を第一に大事にしてきたと。自分の道を一生懸命やっていけば食は自ずと得られる。でも食を求めると道は得られない。と。

現代のコロナウィルスも人々が疑心暗鬼なり、食を求めて浅ましい買い占め、感染者、感染者と疑われそうな人に対する言われ亡き差別、自分以外を信じられない。排斥のこころ、いろいろな差別の根源に通ずる根本がよく見えてきました。じっくりと観察する余裕を持ちたいと思います。自分が悪くないのに被爆者だと言えない。感染者だと言えない。被害を受けた人が勝手に忖度して言い出せない雰囲気、これはどうにか出来ないことなのか?一人一人にぶつけられた課題です。

中嶌哲演
https://is.gd/OQgrnY
中嶌哲演 福井で原発反対運動続ける住職:あの人に迫る
https://is.gd/odvMvy

中嶌哲演
福井県小浜市生まれ。東京芸術大学中退。高野山大学仏教学科卒業。
小浜市真言宗御室派棡山明通寺の住職。