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AIに未来を訊くくらいなら、明日の天気予報で一喜一憂しているほうがマシな理由

AIに未来を訊くくらいなら、明日の天気予報で一喜一憂しているほうがマシな理由 |画像生成と会話するAIの魅力と可能性
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こんにちは!今日も明日も、不確実な未来に右往左往している皆さん、お元気ですか?
最近のAIやスーパーコンピュータの進化には目を見張るものがありますよね。「地球シミュレータ」なんていう、名前からして少年心をくすぐるような、ロマン溢れる超高性能マシンが、あの複雑怪奇なエルニーニョ現象をピタリと当てたのだとか。そして今度は「異常気象や台風の活発化」まで予測し始めたというニュースが話題です。
いやあ、素晴らしい。人類の科学はついに、神の領域である「未来予知」に手を伸ばしたわけです。
……でもちょっと待ってください。私たちは本当に、未来が分かったところで幸せになれるのでしょうか?今回は、この「超高性能未来予測」というちょっぴり皮肉な現実について、エッセー風に考えてみましょう。

 1. スーパーコンピュータVS明日の傘の確率
地球シミュレータ様が「数ヶ月後にエルニーニョが発生します」と宣言し、それが的中したとき、科学者たちはスタンディングオベーションを送ったことでしょう。地球の複雑な大気や海流を計算し尽くすなんて、まさに人類の知性の結晶です。
しかし、ここで一つの疑問が浮かびます。
なぜ人類は、数ヶ月後の地球規模の気象異変を予測できるのに、「今日の夕方、自分が傘を持つべきかどうか」という極めて個人的かつ重要な死活問題において、打率3割バッターのような絶妙な空振りを繰り返すのでしょうか。
「地球規模のトレンドは予測できても、局所的なゲリラ豪雨はバタフライエフェクトが絡むから難しい」
専門家はそう言い訳するかもしれません。でも、駅前でずぶ濡れになりながら500円のビニール傘を買う側の人間からすれば、「地球をシミュレートする前に、私の頭上の雲をシミュレートしてくれ」と言いたくなるのが人情というものです。

 2. 「予測」という名の免罪符
さらに面白いのは、予測の精度が上がれば上がるほど、私たちの「言い訳」もプロフェッショナル化していく点です。
「今年は台風が活発化する予測が出ています」とスパコンに言われれば、私たちは「ほら見ろ、やっぱり地球温暖化のせいだ。私がエアコンを26度にしたせいじゃない」と、国家レベル・地球レベルの課題に責任を転嫁できるようになります。
もし、このシミュレータがさらに進化して、個人の未来まで予測できるようになったらどうでしょう。
「AIの予測によると、あなたが3年後に職を失う確率は78%です」
そんな宣告をされたら、私たちは努力をやめて「だってスパコンがそう言ったし」と、ふて寝するしかありません。未来が分かってしまうということは、私たちが「運命に抗う」という、人間らしい無駄な足掻き(これこそが人生の醍醐味なのですが)を奪われることでもあるのです。

 3. 最も予測困難な「人間の気まぐれ」
そもそも、地球シミュレータがどれだけ物理法則を完璧に計算したところで、絶対に予測できない要素が一つだけあります。それが「人間の行動」です。
「今年は猛暑になり、冷夏グッズは売れません」とスパコンが予測したとします。すると、ひねくれた人間たちは「じゃあ、あえて誰も買わない冷夏グッズを買い占めて、ニッチな市場で大儲けしてやろう」と企むかもしれません。あるいは、全員が冷房の効いた部屋に引きこもって、予測されたはずの経済動向がガラリと変わってしまうことだってあり得ます。
自然現象は物理の法則に従ってくれますが、人間は「天邪鬼(あまのじゃく)」という、物理法則を無視した謎のエネルギーで動いています。スパコンがいくらスーパーでも、人間のめんどくささには勝てないのです。

 まとめ:予測できないからこそ、今日が面白い
最先端のテクノロジーが「未来はこうなる」と教えてくれる時代。それは確かに便利で、災害対策にはなくてはならないものです。
ですが、すべての未来が計算通りに進む世界なんて、予定調和の退屈な映画を観せられているようなもの。台風が来るかもしれないからこそ、私たちは「今のうちにコロッケでも買いに行こうか」と盛り上がれるし、予期せぬ夕焼けの美しさに感動できるわけです。
未来予測のニュースを見るときは、「へえ、スパコン君も頑張ってるね」と上から目線で眺めつつ、「さて、明日の降水確率は40%か……一か八か、傘を持たずに出かけてみよう!」と、小さなギャンブルを楽しむくらいが、人間らしくてちょうどいいのかもしれませんね。

エルニーニョ現象の発生を当てた「地球シミュレータ」、今度は“異常気象”を予測 台風が活発に? 
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2606/11/news077.html

AIに未来を訊くくらいなら、明日の天気予報で一喜一憂しているほうがマシな理由

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