海の「密入国」112種と、勝手に新種にされる1000の住人たち|画像生成と会話するAIの魅力と可能性
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日本の海で起きている「お国柄」な大騒ぎ
こんにちは!突然ですが、最近のニュースを見ていて、なんだか言葉にできない「もやもや感」を抱いたことはありませんか?
実は今、日本の海をめぐって、非常にユニークで皮肉な二つの発表が同時に世間を賑わせています。
一つは「江戸時代(1861年)以降、日本の海に112種もの外来種が侵入していた!」という、まるでお役所の不祥事でも暴いたかのような深刻なニュース。
そしてもう一つは、「日本や豪州の海で、未知の海洋生物が1000種以上も見つかった!」という、世紀の大発見と言わんばかりの輝かしいニュースです。
「外来種が112種も入って生態系が危機だ!対策が遅れている!」と専門家が眉をひそめる一方で、「やったぞ、新種1000種発見だ!」とシャンパンを開けんばかりの勢い。……あれ?何かおかしくないですか?
今回は、この「海の境界線」にまつわる大いなる矛盾を、少し意地悪な視点で覗いてみましょう。
第1章:1861年からの密入国者たち――「鎖国」を解いたのは人間ですが?
まずもやもやするのは、この「1861年(文久元年)以降」という絶妙な区切りです。
そう、日本が長きにわたる「鎖国」を解き、黒船にドタドタと乗り込まれ、文明開化だ何だと大騒ぎし始めたあの時代です。
人間様が「これからは国際化の時代だ!貿易だ!」と港を開き、世界中の船を行き来させた結果、船の底やバラスト水(船を安定させるための海水)に揺られて、ひっそりと日本にやってきた貝やフジツボ、お魚たち。かれらにしてみれば、
「え? お前らが船出して連れてきたんだろ?」
という話です。
それを今になって「国外外来種が112種も!在来種の居場所を奪う密入国者め!」と犯罪者扱い。勝手に国境という概念を作って、勝手にパスポートの不法所持を怒っている人間に、海の生き物たちはきっと呆れ果てていることでしょう。
第2章:新種1000種発見!の傲慢――「いや、昔から住んでますけど」
そして、さらにもやもやを加速させるのが「未知の生物1000種超を発見!」というニュースです。
科学者たちは「人類の知らない新種だ!素晴らしい成果だ!」と大喜びですが、よく考えてみてください。「未知」なのは、あくまで「人間様が知らなかった」というだけの話。
その1000種以上の生き物たちからすれば、
「新種って何だよ。俺たち、人間が猿から進化する前からここに住んでるんだけど?」
という気分に違いありません。
人間は、自分たちが把握していない生物を見つけると「新種」と呼び、自分たちが把握していないルートで入ってきた生物を「外来種」と呼びます。すべては「人間ファースト」の都合のいいラベリングなのです。
第3章:112種は「侵略者」で、1000種は「宝物」というご都合主義
専門家は「外来種の対策が進んでいない、人目につきにくいからだ」と危機感を募らせています。しかし、そのすぐ横で「人目につきにくかった深海から、1000種の新種が見つかりました!」と喜んでいる。
もし、今回「新種」として見つかった1000種のうちの誰かが、実は100年前にひっそり外国の船にくっついてやってきた子孫だったらどうするのでしょう?
昨日までは「神秘の新種!」と崇められていたのに、出自がバレた瞬間に「不法侵入の特定外来生物!駆除せよ!」と塩をまかれるのでしょうか。人間の評価ほど、あてにならないものはありません。
まとめ:海にはパスポートも国境もない
私たちがニュースを見てなんとなくモヤモヤしてしまう原因。それは、「人間が勝手に引いた国境線や戸籍を、大自然にまで押し付けようとする人間の傲慢さ」が見え隠れするからかもしれません。
魚や貝にとっては、江戸時代も令和も、日本海も太平洋も関係ありません。ただ生きやすい場所で、生きられるように生きているだけ。
次に海に行ってフジツボを見かけたら、「お前、112種のうちのどいつだ?」と邪険にするのではなく、「はるばる密航ご苦労さま。人間の国境ごっこに付き合うのも大変だね」と、心の中でポジティブにエールを送ってみるくらいが、広大な海を愛する人間としてちょうどいい塩梅なのかもしれませんね。
日本の海に外来種112種と分析 専門家、生態系影響で対策進まず
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e54ba39627e6bf9348c3351ef387980cbd16fd0
日本の海に外来種112種と分析 専門家、生態系影響で対策進まず
https://www.tokyo-np.co.jp/article/493350
未知の海洋生物1000種超発見 日本やオーストラリアで
https://www.tokyo-np.co.jp/article/489210

