ネチケットについて|画像生成と会話するAIの魅力と可能性
https://note.com/chat_gpt777/n/n70b65204bad2
1995年頃にはインターネットが普及し始めた頃で、それ以前のパソコン通信が全盛時代でした。阪神淡路大震災が発生した時期でもあります。パソコン通信で安否情報を無料ではじめました。その後の震災とネットワークの利用の仕方の一つの形が出来た時代でしたね。
パソコン通信の会議室、フォーラム、メーリングリストの利用の仕方について将来(現在までつながる)に通じる卓見がありました。当時ネットワークで情報発信の手段を素人が手に入れた。ただ黙って読むだけでは存在が認識されない。発信しようと言われていたものです。そんな中、参加する人たちの間でそれなりのルール作り(強制ではないし、罰則もまだなかった)など模索しながらやっていた。結構、早い時期から著作権については侃々諤々の議論があった。特に送られてきたメールを返信したとき、相手のメールを付けたままにするのは資源の無駄遣いで1分10円の接続料を浪費させる引用は必要最小限にとか?
インターネットが流行りでした会社の上司がパソコンもメールも不得意だった時代の遺物として全文添付するようになってしまった。引用は必要最小限というのは完全に無視されるようになった。最も接続料も定額制で安くなったこも影響か?
今はSNS、LINE、インスタグラム、facebook等コミュニケーション手段は変わってきたけれど以下に紹介する「 ネチケットについて」は殆ど変わらないと思う。ネットワークの中を泳ぎ回るコツがあるのではないかと思う。
ネチケットについて
次に「ネチケット」の話を。ご存じと思いますがネットワーカーのネとエチ ケットの合成語で、オンライン上のエチケットです。 僕自身の経験から迷惑ネ ットワーカーたちがいるんですよね。オンライン上といっても、それは社会性を 持った空間ですから一人よがりだったり、他人を単純に傷つけるのはまずいわけ で、そこには当然ルールが存在します。
迷惑ネットワーカーの類型化をしてみました。
1)、単純反射コメント症。
心当たりの方もいるかも知れませんが、自分宛にメッセージがあったり 、面白いことがあると訳も分からずコメントしてしまう人。
2)、身辺雑事報告症とゴミまき症はちょっと違いますが、ここでは一緒に しました。
誰も関心がないのに身辺雑事を、とにかく書いてしまう。そういうのは会話が 生まれないのでゴミになってしまう。
3)、発表衝動依存症。
誰も読みたくないのに、やみくもに自分の意見を押しつける
4)、平然罵倒症。
文章の言葉尻をとらえて、揚げ足とりをする。相手をやっつけること に快感を感じるタイプ。通常はハンドルネームを使ってフォーラムに書くから自 分の面が割れない匿名制をいいことに、相手を叩きのめすことにだけ生き甲斐を 感じる人。
5)、仲良しこよし症。
平然罵倒症の人がいるために自分の意見をきちっと述べることに憶病 になってしまう。とにかく波風が立たないようにする為に建設的な議論にならな い。仲良くすれば良いと、その場をとりつくろったり、関係を保つことにばかり 執着するのはダメです。
僕にもいくつか思い当たるのがあります。1はよくやるし、2もけっこうあります3は若干あるかな。4はありません。5は一時かかったことがありますが、最近は考え方を変えて、仲良しこよしだけでは良くないと思いはじめています。オンラインの良い所は相手が違う考えを持つことを認めた上で、自分の意見を出して行かないと生産的な関係が作れないと思い、仲良しこよしは脱しました。
これからオンライン学級をして行く中で、迷惑ネットワーカーの陥るシ ンドロームについて皆さんぜひ、思い出して症状が出ないように自己制御をお願 いいたします。
こうした迷惑ネットワーカーに陥らない三箇条を紹介します。
1)、 不特定多数の観客を絶えず意識しながら発信する。
仲良くなってくると身辺雑事の報告が多くなるのですが、一方で情報 の生産性が大事でして、そのバランスをとるのは難しいのですが、自分の書いて いるものは絶えず不特定多数の人が見ているのだと意識するとゴミまき症などに ならないと思います。
マスコミの方がよく言われるのに、パソコン通信の発言のレベルが幼 稚だというのですメディアとしてぜんぜん成熟してないとおっしゃる方がいます が、僕は必ずしもそうは思いません。フォーラムによっては高い質の所もあり、 パソコン通信みたいなメディアを本当に生産的な人間関係を作ってゆくツールと して使うには、オンラインに参加している人たちの自覚をどういう風にもって行 くかではないかと思います。
2)、 発言を通じて自分の顔を作る。
これが意外に難しいのですね。最近は画像をアップロード゛して見る ことが出来るようになりましたが、まだ現時点でもオンラインネットワークはテ キストベースというか文字ベースが主体ですから書き込みをして行くことが、自 分の性格なり関心事、あるいは顔といったものが作れるのですね。発言を通じて 自分がどんなことを考えて、どういうことに興味や関心があるのか、そういった 自分の顔をオンラインを通じて作れば、同じ文章を書いても相手の受け取り方や 印象が、ずい分変わってくるので、ぜひ自分の顔を作るようにして欲しいもので す。
3)、 ナルシズムに陥らないように、絶えず自分の発言を対象化するくせ をつけること。
これは難しいけれど大切なことです。ある社会学者はオナニズムと言 っていたと思いますが自分だけ気持ち良くなって、相手のことを全く考えないと いことはまずいのです。
でも、そればかり考えていると先ほどの仲良しこよし症候群に陥る危 険があるので、そのへんのバランスを、いかに取るかが難しいのです。対立を避 けてばかりいても、成熟した人間関係が作れないので、今後は自分の考えを相手 にきちっと伝えて行くということが必要だと思います。