徒然草『丹波に出雲といふ所あり』
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『徒然草』(つれづれぐさ)は、吉田兼好(兼好法師、兼好、卜部兼好)が書いたとされる随筆です。清少納言『枕草子』、鴨長明『方丈記』とならび日本三大随筆の一つと評価されている。
その中に丹波の出雲大神宮の話が出ている。『丹波に出雲といふ所あり』今でも亀岡市に出雲大神宮はあります。そこでの話です。大神宮の御前にある獅子と狛犬が、背中を向けて、後ろ向きに立っていた。これを見て感激した聖海上人が、不思議に思って理由を探っていくと、面白い結論が。これも一つの説話?かな。変わった話、異端の話等をありがたがって賞賛した。後の落ちが面白い。